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『世界の運用資産規模トップ500社の運用会社ランキング』の公表: 運用資産残高の総額は初めて100兆ドルを超過

Investments
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2020年10月28日

グローバルの運用資産残高は初めて100兆ドル超を記録しました。トップ20社への集中度は上昇しています。世界のトップ500社に入る日本の運用機関の運用資産残高は前年比+24.9% *1 となりました。

【プレスリリース / 東京】 2020年10月28日(水)--企業に対するコンサルティング業務、保険のブローカー業務、各種ソリューションを提供する業務における世界有数のグローバルカンパニーであるウイリス・タワーズワトソン(NASDAQ:WLTW)のインベストメント部門は、米国の主要運用専門誌であるPension & Investmentsと共同実施した世界の運用会社資産規模トップ500社の調査レポートを発表しました。

シンキング・アヘッド・インスティテュート(ウイリス・タワーズワトソンのインベストメント部門の関連組織)が新たに公表した調査によると、世界の運用資産規模トップ500社の運用資産残高は2019年に初めて100兆ドルを超え、104.4兆ドルとなりました。これは、昨年の91.5兆ドルから+14.8%の増加で、2000年の35.2兆ドルの約3倍となっています。

本調査によると、トップ20の運用会社が運用資産残高全体の43%を占有しており、1995年の29%、2000年の38%から集中度が増していることが明らかとなりました。また、過去10年では、232の運用会社の名称が当ランキングからいなくなっています。

シンキング・アヘッド・インスティテュートの共同創業者であるロジャー・アーウィンは次のように述べています。
資産運用業界は常にダイナミックですが、その変化のスピードは、合併・連衡から明らかなとおり、加速しています。また、急速なテクノロジーの進歩が、運用戦略範囲の形態を変化させるとともに、よりガバナンスを必要しないより洗練された運用商品を生み出しています。このことは、パッシブやインデックス連動型運用、ファクターに基づく運用戦略やソリューションの成長につながっています。プライベート・マーケットの戦略も、投資家がより高いリターン・リスクを追求する過去10年で、大幅な成長トレンドを継続してきています。」

本調査によると、調査内のパッシブ的運用の資産残高は、2019年に7.9兆ドルまで成長し、2015年の4.9兆ドルから増加しています。構成比では、パッシブ的運用は総資産の23%を占め、4年前の約20%から成長しています。

ロジャー・アーウィンは続けます。「運用、オペレーション、意思決定を含め、資産運用プロセスの大部分もまた進化しなければなりません。このような進化は加速しており、特に、アウトソースのメリットを追求するアセット・オーナー、絶対リターンを目標とする際のトータル・ポートフォリオ・アプローチの活用の増加、上場投資信託(ETFs)によるインデックス連動型運用の活用により、加速しています。」

アジア・パシフィック地域のトップ20の運用会社は、2019年の運用残高から+18.2%の増加となり、アジア地域は引き続きグローバルの資産運用の成長にとっても重要であることがうかがえます。これは地域の成長の点で長期的な傾向として続いており、過去5年間では、中国の運用資産残高が全世界のマーケットで最大の増加となっています。

ウイリス・タワーズワトソンのインベストメント部門の日本のリーダーである木村倫啓は次のように述べます。「地域別では、アジア・パシフィック地域は、北米についで力強い成長をみせています。しかしながら、コロナ感染症や地政学的な緊張、気候変動の緊急性の高まり等を背景とした市場のボラティリティの上昇など、荒波はあります。一方で、今後はグローバルなポートフォリオにおいて中国株式や中国債券に対する需要が拡大するでしょう。」

「日本をはじめとするアジア・パシフィック地域の運用会社は、更なる成長を継続するにつれ、より幅広い多様性や、ビジネスモデルの耐性及び自身のポートフォリオの耐性を備える必要があるでしょう。グローバルの中で主要プレイヤーとなることに成功するアジア地域の運用会社は、投資家のアジア資産に関する需要を満たすことができ、イノベーションとテクノロジーへの継続的な投資を続け、ESGや社会的インパクト投資、多様性の受容等の顧客のみならず幅広いステークホルダーの期待に適応することのできる会社であると考えています。」

本調査のその他の発見事項*2

  • 用会社の50%において、上位役職の女性やエスニック・マイノリティの人数が増加。
  • 運用会社の88%において、議決権行使を含むサステナブル投資への顧客の関心度が増加。
  • 運用会社の84%がテクノロジーやビッグデータに携わるリソースを増加させ、76%はサイバー・セキュリティに携わるリソースを増加させた。
  • 調査された会社の65%において、当年の提供運用商品の数が増加。
  • 合計の運用報酬水準は、運用会社の34%で低下する一方、運用会社の7%では上昇。
  • 運用会社の51%は、規制監督の水準が上昇していると回答。

*1 昨年の調査に含まれない会社を含む場合。昨年の調査に含まれない会社を含めない場合、前年比+13.6%。

*2 米国の運用会社を除く

世界の運用資産規模トップの運用会社ランキング上位20社 (単位:百万米ドル、2019年12月末時点)


表1.世界の運用資産規模トップの運用会社ランキング上位20社
Rank Fund Market Total Assets
1 BlackRock U.S. $7,429,632
2 Vanguard Group U.S. $6,151,920
3 State Street Global U.S. $3,116,424
4 Fidelity Investments U.S. $3,043,134
5 Allianz Group Germany $2,539,842
6 J.P. Morgan Chase U.S. $2,364,000
7 Capital Group U.S. $2,056,991
8 Bank of New York Mellon U.S. $1,910,000
9 Goldman Sachs Group U.S. $1,859,000
10 Amundi France $1,617,280
11 Legal & General Group U.S. $1,568,891
12 Prudential Financial U.S. $1,550,982
13 UBS Switzerland $1,413,000
14 BNP Paribas France $1,257,603
15 Northern Trust U.S. $1,231,300
16 Invesco U.S. $1,226,173
17 T. Rowe Price U.S. $1,206,800
18 Wellington Management Canada $1,154,735
19 Morgan Stanley U.S. $1,131,824
20 Wells Fargo U.S. $1,091,100

アジア・パシフィック地域の運用資産規模トップの運用会社ランキング上位20社 (単位:百万米ドル、2019年12月末時点)


表2.アジア・パシフィック地域の運用資産規模トップの運用会社ランキング上位20社
2019 Asia Rank 2019 Global Rank Fund Market Total Assets
1 25 三井住友トラスト・ホールディングス Japan $928,145
2 31 三菱UFJフィナンシャル・グループ Japan $780,655
3 37 日本生命*3 Japan $688,267
4 53 第一生命ホールディングス Japan $508,603
5 55 アセットマネジメントOne Japan $490,837
6 56 野村アセットマネジメント Japan $488,788
7 60 Macquarie Group Australia $412,127
8 67 明治安田生命*4 Japan $352,593
9 68 信金中央金庫*3 Japan $351,954
10 78 住友生命 Japan $302,726
11 89 CCB Principal Asset Mgmt. China $231,822
12 95 Samsung Group South Korea $218,002
13 100 E Fund Mgmt. Chaina $205,077
14 102 Agricultural Bank of China Chaina $200,912
15 103 CITIC Securities Chaina $199,590
16 108 ICBC Credit Suisse Asset Mgmt. Chaina $184,599
17 111 りそなホールディングス Japan $174,110
18 112 China Asset Mgmt. China $171,600
19 115 Harvest Fund Mgmt. China $169,518
20 119 IFM Investors Australia $163,248

*3 2019年3月31日時点
*4 2019年3月31日時点

シンキング・アヘッド・インスティテュートについて:

シンキング・アヘッド・インスティテュートは、2015年1月に設立された非営利の運用調査及びイノベーションのためのグローバルな会員グループであり、運用業界を最終受益者の利益のために改善及び変化させていくことに取り組んでいる機関投資家のアセット・オーナー及びサービス・プロバイダーから構成されています。世界中に45のメンバーがおり、2002年に設立されたウイリス・タワーズワトソンのシンキング・アヘッド・グループをその前身としています

ウイリス・タワーズワトソンについて:

ウイリス・タワーズワトソン(NASDAQ:WLTW)は、企業に対するコンサルティング業務、保険のブローカー業務、各種ソリューションを提供する業務における、世界有数のグローバルカンパニーです。企業の持つリスクを成長の糧へと転じさせるべく、各国で支援を行っています。その歴史は1828年にまで遡り、現在は世界140以上の国と地域そしてマーケットに45,000人の社員を擁しています。 私達はリスク管理、福利厚生、人材育成などの様々な分野で、企業の課題に必要な解決策を考案・提供し、企業の資本効率の改善や、組織と人材の一層の強化を図ります。また『人材』『資産』『事業構想』の密接な関係性を理解し、企業を業績向上へと導きます。 ウイリス・タワーズワトソンは、お客様と共に企業の可能性を追求して参ります。

お問い合わせ:

ウイリス・タワーズワトソン
タワーズワトソン・インベストメント・サービス株式会社
03-6833-4603 (部門代表)
E-mail: WTW.INV.Tokyo@willistowerswatson.com

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