インクルージョンとダイバーシティに関する弊社の理念
インクルージョンとダイバーシティ(I&D)の文化はWTWにとって極めて重要です。I&Dはその2つの要素がそれぞれ別々の取り組みではなく、むしろ、弊社のあらゆる業務の根幹を成しています。例えば採用や昇進、お客様対応、また社内における働き方に至るまで、多岐に渡ります。I&Dを重要視する理由は、この分野において具体的な成果を挙げることで、業績も向上すると考えているからです。
I&Dは私たちが成長・飛躍する過程において、直接的な影響を及ぼします。こうした理由から、弊社は従業員の意見に耳を傾け、敬意を払い、多様性を受け入れる職場環境の構築に注力しています。WTWが擁する優秀な人材を活用した多様なチームは、より優れた判断力と高い創造力により、クライアントの問題解決に貢献できると信じています。これは、弊社が今後も事業上の優位性を発揮する上での重要なカギとなります。
インクルージョンとダイバーシティに関する弊社のビジョン
140以上の国と地域そしてマーケットに、45,000人の社員を擁する弊社のビジョンの1つは、従業員が1つのチームとして働くことができる、魅力ある雇用主であることです。弊社は独自の視点でお客様にサービスを提供し、あらゆる局面で卓越したパフォーマンスを発揮できるよう尽力しています。I&Dに関する重要事項について、全社を通じて取り組み、活動を行っています。
インクルージョンとダイバーシティに関する弊社の優先事項
- 全ての従業員にチャンスが与えられるシステムを構築する
- 女性管理職を増やすなど、全社的にダイバーシティの底上げを推進する
- 互いの違いを尊重し、個性を称賛する多様性ある文化を推進する
インクルージョンとダイバーシティに関する弊社の活動
弊社のコミットメントは言葉だけにとどまらず、日々組織全体で実践されています。
WTWでは人称代名詞を重視しています
WTWの社員が、職場において自由に自分自身でいられることは、当社のインクルーシブな企業文化を支える重要な柱です。このインクルーシブな企業文化は、安全を保障し、他者を尊重し、すべての社員の成長を可能にする基盤となるものです。そして当社は、これには、当社のトランスジェンダー(身体の性と心の性の不一致)、ノンバイナリー(男性か女性かにとらわれない性自認)、ジェンダー・ノンコンフォーミング(社会が受容する性規範に準拠しない性自認)の社員が含まれることを確信しています。
WTWにおいては、いかなる性自認であろうとも、全社員に対する公平な処遇と報奨を実現することを支持しています。WTWは、性はバイナリー(男性と女性の性別二元性)ではないこと、そして、皆さん自身のアイデンティティが認識され尊重されるためには、人称代名詞が極めて重要な役割を果たすこと、特に、トランスジェンダーとノンバイナリーの社員にこれが当てはまることを理解しています。
各個人に対して正しい人称代名詞を使用することは、皆さんが相手の真の姿を認めていること、そして、相手が自身の真の姿を理解していることを認めることで相手を尊重していることを示すものです。正しい人称代名詞を使用すること、また自分の人称代名詞を示すことは、思いやりを示し、インクルージョンを体現できるシンプルな方法です。また、名前や外見だけに基づいて他者の性自認について先入観をもつのを防ぐことにもつながります。
自分の人称代名詞をソーシャルメディアのプロフィールや電子メールの署名に使用する社員が増えれば、人称代名詞に関して率直であることが普通になり、全社員がその状況を当然のことと考える、よりインクルーシブな企業文化を創造することができます。そして最終的に、多様な性の社員が自分自身でいられ、自分自身を表現できる、安全で誰もが受け入れられる職場の形成につながります。正しい人称代名詞を使用することは、WTWのコアバリューである「お互いを尊重する」ことを私たちが示す行為にほかなりません。当社の多様な社員が本当の自分の姿で、毎日の仕事に取り組めるようにしましょう。
グローバルI&Dカレンダー
WTWのグローバルI&Dカレンダーは、弊社及び弊社が属する広範な社会におけるダイバーシティを祝う、様々な文化的イベントを記録するフレームワークです。
月 | イベント |
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2月 | 黒人歴史月間(北米) |
3月 | 国際女性デー |
4月 | 世界自閉症啓発デー |
5月 | 世界文化多様性デー |
6月 | プライド月間 |
9月 | Dive Inフェスティバル |
10月 | 黒人歴史月間(イギリス) 世界メンタルヘルスデー |
12月 | 国際障害者デー |
グローバルカレンダーは、弊社従業員がダイバーシティの様々なテーマやイベントについて学び、関与するきっかけとなります。例えば、毎年6月から8月にかけてヨーロッパ各国やアメリカで開催され、WTWの従業員が祝う、PRIDE イベントなどがあります。
“We have a full vision at WTW, and that’s to be the best company we can be, and that’s for the benefit of all our stakeholders…And to accomplish this, we need that inclusive culture I’ve talked about, where everyone’s heard, everyone’s respected, everyone’s valued.”
Carl Hess (He/Him) | CEO
WTWが国際女性デーを祝福
WTW の世界中の従業員は、女性の経済的、政治的、社会的功績を祝福します。